香りを楽しみながら、心身を癒やす「精油(エッセンシャルオイル)」。
特に天然の植物成分のみを凝縮した精油を用いたアロマテラピーは、心身の健康だけでなく、美容やダイエットにも用いられるようになっています。
ストレスを抱える現代人の心強い味方の精油。日本ではアロマの専門店だけでなく、雑貨屋さんなどで気軽に手に入れることができます。
でも買ったはいいけど、精油の使い方はどうすればいいの?という方も多いはず。
この記事では専用のグッズを使わず、お家にあるもので気軽にアロマテラピーを楽しむ方法と注意点を紹介しますね。

自宅にあるもので始めるアロマテラピー
ハンカチやティッシュを使った芳香浴

準備するもの
- 精油
- 用具:ハンカチやティッシュ
利用法
ハンカチやティッシュなどに精油をたらして、香りを楽しみます。
バッグの中にいれて持ち歩くと、どこでも香りを楽しめるのでオススメ。
注意点
精油がシミになることがあります。布類に使用するときなど注意してください。
マグカップなどを使った吸入法

準備するもの
- 精油
- 用具:マグカップなど
利用法
容器の半分ほど熱湯をはり、精油を1〜3滴たらします。
目を閉じて、蒸気と一緒に立ち上る香りを、深呼吸するように鼻と口から吸い込みましょう。
注意点
- 精油の量を多く入れ過ぎると、粘膜に刺激をあたえることがあります。
- 喘息などの症状があるときは利用を控えましょう。
- 使用した容器はしっかり洗いましょう。
タオルを使った湿布法

肩こり、頭痛、腰痛、女性特有の痛みなどに悩んでいる方にオススメしたいのが、タオルを使った湿布法です。
準備するもの
- 精油
- 用具:タオル、洗面器
利用法
冷水、または温水を半分くらい張った洗面器に精油を1〜3滴たらし、タオルを浸します。水気をしっかり絞って、ケアしたい部分にあててください。
注意点
タオルをあてる際、精油が直接ついた面を皮膚につけないようにしましょう。精油の種類によっては、皮膚に刺激を感じる場合があります。
専用のグッズがほしくなったら
精油の使い方に慣れてきたら、次にお気に入りのアロマディフューザーを見つけましょう。
とはいえ、アロマディフューザーは種類が豊富で選ぶのが大変。ここでは比較的リーズナブルに手に入れられるアイテムを紹介します。
アロマストーン
アロマストーンは、本体にオイルを落とすと徐々にオイルが染み込み、ゆっくりと香りを楽しめます。電気も火も使わないので、気軽に使えるのがポイント!
こちらの無印良品のアロマストーンは、素焼きの陶器製。へこんだ部分に精油を直接5~10滴たらして使います。デザインもシンプルで、価格もリーズナブルなので、初めて買うアロマアイテムとしてもオススメ。
同じような使い方をする木のタイプのもの(アロマディッシュ)もあります。こちらのKUSU HANDMADEはさらにお手頃価格なアイテムなので、いろんな部屋に置いて、それぞれ違う香りを楽しむなんてこともできます。
アロマランプ(アロマライト)
アロマランプ(アロマライト)は、電球の熱で精油を温めて香りを楽しむグッズ。乾電池式のもの、コンセント式のものなどがありますので、使う場所に応じて便利なほうを選びましょう。
こちらの「BRUNO ノスタルアロマランプ」は、ノスタルジックな佇まいが好評のアロマランプ。ランプとしては明るさは弱めですが、間接照明として使うと、香りとともに、とても落ち着く空間を演出してくれます。
男性にもオススメのデザインです。
まとめ
この記事では、お家にある道具だけを使って簡単にアロマテラピーを楽しむ方法を紹介しました。
専用器具がないと精油が使えないと思っていた方も多いのではないでしょうか?
実は身近なものだけで、手軽に楽しめるアロマテラピー。
気分転換や健康のために、生活に取り入れてみてはいかがですか?
より本格的にアロマテラピーを楽しみたい方は、ぜひ専用のグッズも検討してみてください。