- 毎年夏になると調子が良くない…
- 真夏でも厚着しないと仕事ができない
そんな人は、もしかしたら「冷え性」かもしれません。
この記事では、冷え対策にピッタリハーブを使った入浴剤の作り方を紹介します。
ハーブバスの効能
日本では冬に「しょうぶ湯」や「ゆず湯」に入る習慣があるように、冷え対策にはハーブを使った入浴剤がオススメです。
ハーブの有効成分で作るハーブバスには、市販の入浴剤にはない次のような効果があるとされています。
- リラックス
- 筋肉痛、関節痛の緩和
- 疲労回復
- 血行促進
- 消化促進
- 呼吸器の症状緩和
- 肌の保湿
- デトックス
- 免疫力UP
- 睡眠改善

ハーブの入浴剤の作り方
ハーブバスというと、花びらがたくさん浮かんだお風呂を想像するかもしれません。

でもそれを自宅でやるのは、お金はかかるし掃除も大変です。無理ですよね。
それにお風呂の温度は39℃〜42℃くらい。このくらいの温度では、香りは楽しめてもハーブが持っている有効成分は抽出されない場合が多いんです。
そこでオススメなのが、ハーブの有効成分を熱湯で抽出する方法です。
作り方
ハーブはドライでもフレッシュでもOK!好きなものを選んでください。
ハーブの量は15〜20gくらいです。
ハーブの有効成分を抽出するために、熱湯を使います。
そのままお風呂にいれて使います。
ポイント
- 浴槽に水をはる前、また湯を沸かす前に入浴剤を入れましょう
- 入浴後のお湯は色がついているため洗濯水としては使えません
- ぬるめの湯に長くつかるとより効果的です
おすすめのハーブ一覧
ハーブバスにおすすめのハーブを紹介します。
ハーブはドライハーブでも、フレッシュハーブでもOK!
基本的に1種類で使いますが、慣れてきたら2~3種類をブレンドしても楽しめます。
ハーブの名前 | 利用部位 | 入浴剤の特徴 |
---|---|---|
ラベンダー | 花・茎・葉 | 心を落ち着かせ、緊張を和らげる |
ジャーマン・カモミール | 花 | 保湿作用があり、肌に潤いを与える。 不眠やイライラをやわらげる効果も |
ローズマリー | 花・茎・葉 | 肌の引き締め。アンチエイジング。 |
ローズ | 花 | 女性の美しさを引き出すハーブと言われる。 全身のスキンケアに。 |
セントジョーンズワート | 花・茎・葉 | 神経をゆるませる。疲労回復、関節痛や筋肉痛の緩和。 |
ペパーミント | 葉 | 夏にオススメ。身体にこもった熱を発散、疲労回復を早めると言われています。 |
タイム | 葉 | お風呂から立ち上がる蒸気を吸い込むと、気道が広がり、咳や喉の痛みを緩和するといわれています。 |
注意点
アレルギーに注意
肌が弱い方や、アレルギーを持っている方は、全身浴ではなく部分浴から始めてください。
皮膚に異常が現れたり、吐き気をもよおした場合には、すぐにハーブバスを中止してください。
妊娠中のハーブバス
ハーブによっては、妊娠中に禁忌となっているものもあります。
ハーブは医療薬ではありません
ハーブバスは医療薬ではないので、医療行為の代わりにはなりません。
まとめ
ハーブバスのメリットと、ハーブを使った入浴剤の作り方を紹介しました。
好みの香りのハーブで、特別なバスタイムを楽しんでみてくださいね。