漫画アフィリエイトは稼げるの？始め方と稼ぎ方を初心者向けに解説

副業ブログを始めるにあたって、漫画好きな人なら一度は考える「漫画アフィリエイト」。

この記事では、ブログ初心者の方に向けて漫画アフィリエイトの始め方と稼ぎ方を解説します。

漫画アフィリエイトのメリット

漫画アフィリエイトには次のようなメリットがあります。

成長市場であり、サービス利用者は増加中

電子書籍の需要は年々高まっていて、コミック市場ではすでに電子書籍の売上が紙の本の売上を超えています。

その理由としては、次のようなものが考えられます。

さらに、ここ数年はコロナ禍による巣篭もり需要や『鬼滅の刃』『進撃の巨人』といった大ヒット作品の影響もあり、コミック市場全体の売上も伸びています。

市場規模が大きくなれば、それだけ漫画アフィリエイトで稼ぐチャンスも大きくなるのは自然な流れですよね。

承認率・報酬額ともに高い！

漫画アフィリエイトは承認率・報酬額ともに高いことが魅力です。

承認率とは発生した成果のうち承認された成果の割合です。

たとえば10人がアフィリエイトリンクから商品を購入して10件の成果が発生しても、そのうち7件しか承認されなければ、承認率は70%となります。

承認されるかどうかは案件ごとの承認条件によるため、ジャンルによっては10%前後の承認率の案件も少なくありません。

その点、漫画アフィリエイトの場合は承認率が高めなことが特徴です。

また、報酬額が高い案件も多く、電子書籍ストアの紹介案件などは成果1件あたり2,000円〜3,000円ほどの案件も豊富にあります。

このように、漫画アフィリエイトは成果が報酬に結びつきやすいことも大きな魅力です。

作品の数だけキーワードがある

日本では週刊・月刊の漫画雑誌が常に発行されつづけており、作品数は無限といってもいいほどあります。

つまり、記事のネタに困るということはありえません。

また、中にはドラマ化やアニメ化する作品もでてきますので、VODアフィリエイトにつなげるという展開も可能です。

Googleアップデートの影響が少ない

Googleは不定期に検索アルゴリズムのアップデートを行い、どんな記事を上位に表示するか、その評価方法を変更しています。

中でもYMYLと呼ばれる健康やお金などユーザーに与える影響が大きい分野は、アップデートによる影響を受けやすくなっています。

しかし漫画はYMYLに該当しないため、アップデートによる影響を比較的受けにくいです。

そのため、一度評価されたブログは長期にわたって検索結果の上位に表示されやすい傾向があります。

漫画アフィリエイトのデメリット

一方で、漫画アフィリエイトのデメリットも知っておきましょう。

競合が多く、差別化が難しい

漫画アフィリエイトの大きなデメリットは、競合が多いことです。

漫画作品は次々と生まれ、市場は拡大傾向にありますが、昨今の副業ブームも手伝って漫画アフィリエイトに参入する人も多くなっており、サイト運営には差別化の戦略が必要です。

サイトの内容で差別化ができない場合、どうしてもドメインパワーが強いサイトが上位表示されやすいため、初心者のうちはアクセスを集めにくいものです。

競合に勝つためには、漫画アフィリエイトのコツを知っておくことが大切です。

【初心者向け】漫画アフィリエイトのコツ

実は、漫画アフィリエイトで稼ぐにはコツがあります。

アクセスをあつめやすいキーワードを知っておく

漫画アフィリエイトでアクセスを集めやすいキーワードは、次のようなものです。

ただし、これらは競合ブログでも狙われていることが多いので、さらにキーワードリサーチツールなどを使ってキーワードを見つけていくと良いでしょう。

漫画のジャンルを絞り込む

漫画にはさまざまなジャンルがありますが、初心者が漫画アフィリエイトをするならば、ジャンルは自分好みのものに絞り込むことをオススメします。

というのも、ジャンルを絞ることでブログの専門性があがり、検索エンジンから評価されやすくなるからです。

まずはマイナーな漫画を狙ってみる

初心者は、まずはマイナーな漫画を狙ってみることから始めましょう。

『ワンピース』や『進撃の巨人』といった超人気作品は、企業や強力なアフィリエイターによる競合サイトが検索結果の上位を占めています。

その中に、初心者が割り込むのは至難の業です。

その点、マイナーな漫画であれば、まだまだ上位を狙えるキーワードが多く残っています。

メジャーな漫画での収益化が難しいと感じたら、まずはマイナーな漫画を狙ってみましょう。

成人向け・オタク向け漫画は収益化しやすい

マイナーな漫画の中でも、成人向け・オタク向け漫画は収益化しやすいジャンルです。

こういった作品は紙の書籍だと書いにくかったり、読む場所を選んだりするものですが、その点、誰にもバレずに本を読める電子書籍ならば気兼ねなく楽しむことができます。

収益化を考えるなら「電子書籍のほうが買いやすい」と思われる本を探すと良いでしょう。

電子書籍ストアをアフィリエイトする

漫画アフィリエイトの報酬は、多くの場合購入額の数%となっています。

この場合、たとえば報酬2%であれば500円のコミック1冊を売っても、わずか10円の報酬にしかなりません。

そこでおすすめなのが、電子書籍ストア自体を紹介する方法です。

こちらはその電子書籍ストアで初回購入時に定額の報酬を受け取ることができるというものが多く、報酬額も2,000円〜3,000円ほどを受け取ることができます。

ということで、漫画アフィリエイトで稼ぎたいなら「最終的に電子書籍ストアを紹介する記事」を書くようにしましょう。

漫画アプリやVODの紹介もおすすめ

電子書籍ストアだけでなく、漫画アプリの紹介もオススメです。

漫画アプリはダウンロードされるだけで数百円の報酬になるため、漫画自体を販売するより効率的に稼げます。

また、アニメ化やドラマ化された漫画からVODアフィリエイトにつなげることもできます。

1作品につき10記事を目標にする

漫画アフィリエイトをおこなうブログでは1作品（＝1カテゴリ）あたり最低10記事を目標にすると良いでしょう。

これは検索エンジンから、その作品について豊富な情報があるブログであると認識してもらうために必要な情報量です。

気に入った作品や流入の多い作品については、もっとたくさん記事を書いて、より専門性を高めた特化ブログを目指すのも良いでしょう。

記事は定期的に更新する

漫画アフィリエイトに限らず、ブログ運営では記事の追加・更新を継続することが大切です。

定期的な更新をしているブログは、検索エンジンからのドメインの評価が上昇し、アクセスを集めやすくなります。

漫画アフィリエイトの注意点

漫画アフィリエイトをする際には、以下の3つの注意点を意識しましょう。

著作権に配慮する

漫画アフィリエイトをおこなっているブログでは、漫画のコマ画像を貼り付けていることがあります。

たしかに、ユーザーからするとコマ画像があったほうが内容がわかりやすいかもしれません。

しかし、ブログで漫画のコマ画像を利用するのは著作権法に抵触する可能性があります。

また、コマ画像によるネタバレを嫌うユーザーも少なくないので、基本的にコマ画像や表紙画像は記事内に入れないほうが良いでしょう。

ネタバレしすぎない

漫画アフィリエイトでは作品のあらすじなどを紹介することがありますが、この際、必要以上に多くの情報をいれないことが大切です。

というのも、あらすじが多く書いてあるとネタバレしすぎになりますし、ユーザーは漫画を買う必要もなくなってしまいます。

初心者のうちは難しいですが、ユーザーが続きを読みたくなる加減を探っていくようにしましょう。

長文になりすぎない

電子書籍に関する記事を読むユーザーの多くはスマホを使って記事を読みます。

そのため、記事のボリュームが大きすぎると途中で離脱されてしまう可能性が高くなります。

1記事あたりのボリュームが大きくなってきたら、記事を分割できないか検討しましょう。

では、どのくらいの記事であればボリュームが大きすぎるかというと、明確な基準はありませんが実際にスマホで記事を読んでみて読み疲れないレベルに抑えるようにしましょう。

漫画アフィリエイトの始め方

漫画アフィリエイトの始め方は、次の6ステップです。

漫画アフィリエイトにおすすめのASP

漫画アフィリエイトにおすすめのASPは以下の6社です。

A8.net

漫画アフィリエイトに限らず、アフィリエイトをはじめるなら「A8.net」は登録必須です。

「A8.net」は国内最大手のASPとなっています。

ほとんどのアフィリエイターが登録しているASPで、電子書籍ジャンル以外にも豊富な案件が揃っているのが特徴です。

Link-AG

漫画アフィリエイトでおすすめなのが「Link-AG」です。

「Link-AG」ではebookjapanの定額報酬3,410円の案件があり、これは電子書籍アフィリエイトの中では最高レベルの報酬となっています。

大手ASPに比べて競合するアフィリエイターも少なめなので、比較的早期から担当者によるサポートを受けられる可能性がある点も、「Link-AG」が初心者におすすめな理由です。

バリューコマース

もう一つオススメなのが漫画や雑誌の案件を多く扱っている「バリューコマース」です。

「バリューコマース」では、アフィリエイターには一般・ブロンズ・シルバー・ゴールドの4ランクがあり、ランクがあがるにつれて単価がアップするサービスもあります。

もしもアフィリエイト

「もしもアフィリエイト」はAmazonのKindle Unlimitedを唯一取り扱うASPなので、登録必須です。

afb

「afb」は代表的な電子書籍ストアの案件を取扱っている、人気のASPです。

受け取り可能なアフィリエイト報酬の最低額が低く設定されているため、初心者でも比較的ラクに収益化ができます。

JANet

「JANet」は案件数は少ないものの、独占案件も多く、審査も通りやすいことから、ぜひ登録しておきたいASPです。

まとめ

この記事では「漫画アフィリエイトの始め方と稼ぎ方」について解説しました。

漫画アフィリエイト市場は拡大中であり、アフィリエイト初心者であっても稼ぎやすいジャンルです。

ただしメジャーな作品は競合ブログも多く、初心者のうちは漫画のジャンルを絞ってマイナーな作品を中心に取り扱っていくとアクセスを集めやすいです。

また、漫画アフィリエイトでは、コミック自体ではなく、ASPの電子書籍ストアや漫画アプリ案件を取り扱うのが収益性が高くオススメです。